2006年10月31日火曜日

ソフトCDケース・クレイジー

全国のソフトCDケースファンの皆様、こんにちは。プラスティックCDケース、捨ててますか?
 今回は(今更ながら)中古CDを無駄に買う人(そんなに好きでも無いけど"東京パフォーマンスドール"を無駄に揃えてみる等)にとっての救世主、ソフトCDケースについて。
 ソフトCDケースとは、通常のプラスティックケースではなく、塩ビ製のCDケースのこと。プラスティックのものよりも厚さが1/3程度に抑えられるため(ブックレットの厚さにもよりますが)、収納ラックを有効活用出来ます。
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 ソフトCDケースの中で多分一番有名なのは、"フラッシュ・ディスク・ランチ"。主にタワーレコードやディスクユニオンの店頭・通販で購入可能。不織布の内袋と塩化ビニール製の外袋のセットで、CDを入れた不織布の袋の中にCDを入れ、帯やブックレット、裏ジャケと一緒に塩ビの外袋に入れると完成。
※入れ方参考:FDR_CDソフトケース大図解小心者の杖日記【CDソフトケース(フラッシュ・ディスク・ランチ製)利用法徹底解説】
 便利なのは"2枚組み用"。1枚用のものの容量を増やしただけなんですが、実際に2枚組みのものだけじゃなく、ブックレットが厚いCD(ソウルフラワーユニオンや中島みゆきなど)にも使えるので、なかなか重宝しています。
 "フラッシュ・ディスク・ランチ"は底辺がV状になっているため、ブックレットの厚さによっては収まりが悪かったりします。そのため口のところには「フタ」がついてるのですが、個人的にはこれを中に入れるよりも外に出したまま収納して型をつけたほうがしっくりきます(取り出す際に中に入れたフタを出すのがなんか面倒なため)。

 で、個人的にずーっと"フラッシュ・ディスク・ランチ"を使ってましたが、最近、1枚モノのCDに限っては違うものに乗り換えました。それがコクヨの"MEDIA PASS"です(商品サイト)。
KOKUYO ソフトCD/DVDケース MEDIA PASS EDC-CM50W
 袋状のものに詰め込む形の"フラッシュ・ディスク・ランチ"とは違い、"MEDIA PASS"はCD・ブックレット・帯・裏ジャケそれぞれについて入れる場所があり、きっちりと整理されている感があります。
 ただ、"フラッシュ・ディスク・ランチ"に比べブックレットや裏ジャケを入れるところに余裕が無く、厚めのジャケットはまずNG(無理に入れると取り出せなくなります・・・)。2枚組み用というものも存在していますが、収納出来るブックレットのサイズは1枚ものと同じサイズでちょっと残念。こういう場合は素直に"フラッシュ・ディスク・ランチ"を使うことにしています。
 あと個人的に"MEDIA PASS"で気に入ってるのは、マキシシングルの変形ジャケも入れ方によっては収納できるということ。マキシシングルのジャケットを入れる場合は、素直に表ジャケをいれるところに入れるんじゃなくて、CDを収納する裏(つまり裏ジャケットを収納するところ)に上下ひっくり返していれるといい感じに収納されますよ。

 ここで紹介しました2種類ソフトCDケース、共通して良い点は「帯を帯として収納できる」というところです。プラスティックケースの場合、帯はブックレットやケースに挟んでおくしかありませんが、上記2点のソフトケースは帯も帯の位置に収納出来、ラックから探す際の手助けになります(ただ前述の通り見辛くはなりますが)。ただ容量を減らすだけではなく、こういった点でもよく考えられてるなぁと思うのです。

購入先:
 フラッシュディスクランチ
  1枚用50枚: 2,100円(→@Tower.jp
  2枚用25枚: 1,260円(→@Tower.jp

 MEDIA PASS
  1枚用50枚:1,708円(→Amazon.co.jp
  ※ヤマダ電機でも売ってました。

 ちなみに"MEDIA PASS"を知ったのは、7月に新井仁さんがライブ会場で売ってたCDがこのケースを使ってたから。

2006年10月28日土曜日

吐瀉る隣人の怪

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先日、青森市内某ホテルに宿泊。

次の日の仕事が朝早くからだったので、「もう寝なきゃ」と思って布団にもぐった夜0時半。2、3分経ってもう少しで意識が落ちるなーと思ってたら廊下の方からけたたましい音が。音の感じとしては「脱ぎ掛けの靴でよたよたしながら壁にぶつかりながら、それでも急いでいる恐竜戦車」な感じ。落ちかけてた意識が醒めかけて「うるせーよ」とか思ってたら、その物体が落ち着いた先は自分の隣の部屋。

「隣かよ!」と心の中でツッコミつつも「まぁいいや、寝よう」と思った次の瞬間、

2006年10月23日月曜日

François-Auguste-René Rodin

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盛岡行く用事があったので、都合の合間を見てロダン展(岩手県立美術館)へ。「白と黒の新しい世界」というサブタイトルが掲げられてたんだけど、要はブロンズと石膏による作品の対比的な部分に焦点が当てるという面白い試み。ブロンズのビクトル・ユーゴー像の重厚さ・威圧感は凄いんだけど、一方で石膏での眠る少女像のしなやかさ、やわらかさは、その像に惚れるほど。
彫刻の他にデッサン画や自分の作品を写真に収めさせたものの展示もあった。デッサン画には独特な陰影が描き込まれてて、なるほどなぁと思ったり。写真はロダン本人の撮影ではないものの、構図や影につけかたにはかなりこだわってるらしく、これまた興味深い。作った本人による「ベストな見え方」が表現されてるわけだからねぇ。

と、別に美術に詳しくない俺が感想書いてもしょうがないので、お好きな人は観に行くことをお勧めします。11月5日まで。

2006年10月12日木曜日

曽我部恵一 / 東京コンサート

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サニーデイ・サービスの中でも名盤の誉れ高い「東京」を、曽我部自身が全曲再演したアコースティックライブ盤。曲のこと、当時のことを振り返りながら収録曲順にコンサートは進んでいくんだけど、完全に1人での演奏、しかも曲によってはアレンジが変わってたりして、ちょっと「あれ?」と思ったりする("ダーリン"とか"あじさい"とか)。
万人に勧められるようなアルバムではないし(素直にサニーデイの「東京」を聴きましょう)、そのことを分かってか1万枚の限定生産なので、当時余程「東京」を聴き狂った人、そして今も曽我部のことが好きな人は買っておいて損はないかな、と思いますよ。

※曽我部と「東京」、ブライアン・ウィルソンと「Pet Sounds」って形で比較しようと思ったけど、萩原健太に怒られそうなのでやめておきます。
※ジャケ画像のリンクはAmazonへ飛びますが、べらぼうなプレミアについてますので、店頭、もしくはRose Recordsの通販で買いましょう。アナログ盤も出るみたいです。