2012年12月1日土曜日

何も知らずに入った食堂で2時間過ごした話


たぬきケーキを探す旅で北海道の木古内町を訪れたときのこと。


昼ごはんをどこかで取ろうかと思ってあたりを見回したら、電柱にあった「焼きそば」の文字。わざわざ電柱に貼るくらいなら美味しい店なんだろうと、駅前にあった「食堂 急行」というお店へ向かった。

2012年10月15日月曜日

my first hobble day!!!

私が高校生ぐらいのときに好きになったバンド・ミュージシャンはいまだに好きなのが多いんですが、その中の一つに「ホブルディーズ」がいます。 

ホブルディーズは当時ソニーからデビューした3人組のバンドで、当時聞いていた「伊集院光のOH!デカナイト」内のCMで流れたのを聞いてハマり、1stアルバム「フロンティア兄弟と大富豪」を地元のCD屋に予約して購入。ほんと好きで、いろんな友だちにCD貸して勧めたり、某SNSにコミュニティを立ち上げたりしておりました。 

ただ、地方在住だし、ツアーで回ってくるようなバンドじゃないし(そもそも活動休止期間もあったし)でライブを観る機会はまず無かったんですが、先日ホブルディーズが秋田でライブをやるというので観に行きましたよ。初ホブルディーズ!

春来夜-harunight-という、ラスティック系のバンドがメインのイベント。そうか、ホブルディーズはいつの間にかラスティックなのか。仕事が押して結構後半の到着。秋田の宇宙民族と新潟のGoofy Kingletsは観られた。いいね。

で、初ホブルディーズ。基本的には2011年に出たアルバムからの曲がメイン。メジャー期の楽曲としては"マウンテンゴリラ"、"赤い花"、"Old Brown Tree(新作にリメイクで入ってますが)"。

ライブはほんと楽しくて、やっとホブルディーズ見られたなぁと思ってライブハウスを出たら後ろから声を掛けられました。声の主はメンバーのキリカさん。なんで?と思っていたら、実は某SNSでホブルディーズ好きを公言していた私をメンバーは知っていたようで、来るなら会ってみたいと思ったとのこと。なにそれすごい嬉しい。

キリカさんに連れられてライブハウスに戻って一路楽屋へ。ホブルディーズの皆さんに挨拶することができました。前述のホブルディーズに出会ったきっかけとか喋った気がします。最後にCDにサインもらいました。いやー、こんなことあるんだな!行ってよかった!

2012年8月27日月曜日

Walk along with you - summer again -


先日、遠路はるばる宇都宮まで車で行き、石田ショーキチ師匠のライブを観てきました。

やっぱり自分の中でSpiral Life、Scudelia Electroは特別なものなんだなぁと思う一方、とても楽しい一時を過ごせたせいか、大事なのは今の音楽、今の状況なのかもねーとも考えちゃいましたよ。

ショーキチ師匠がステージの椅子に腰掛け、軽いMCのあと、いよいよ歌うぞ、1曲目は何かなと待ち構えていたら「♪月のしずくの降る夜に~」ですよ。"Chronicle"ですよ。予約してまで買ったスパイラルの1stで一番やられたこの曲ですよ。まさかナマで聴ける日が来るなんてなぁ…。

師匠曰く「なんか今回は真面目なライブ」。わりと真面目に曲をこなしている感じは確かにありましたが、それでもトークもおもしろくて。前日の福島の話、宇都宮のホテルが酷い話、スパイラル時代にさだまさしの島に泊まったことがある話など、師匠はやっぱりラジオやるべきだよなぁ、NHK-FMでまたやらないかなぁと思ったりした次第でした。

セットリスト: 
Chronicle
さよならノーチラス号
  (途中で20th Century BoyとGet it onをいれてから再びノーチラスへ)
コスモゼロ
Raspberry Belle
My Oldest Number
Love Live Round

Waterloo Sunset(The Kinks)
Take on me(a~ha)
Come Together(The Beatles)
Cry
Better Days
風のアルカディア
この木なんの木
Moonbase

Ride on time(山下達郎)
太陽道路

Carry on



今回、宇都宮までライブを観に行った理由、ライブを観たいからというのはもちろんのこと、ライブ会場限定で売っているCDがすごい欲しかったというのも理由の一つ。"My Oldest Numbers vol.1"と名付けられたそのCDには、これまでリリースした楽曲のセルフカバーが収録されています(→オフィシャルの詳細)。
翌日は宇都宮から日立まで移動。北関東自動車道でこのCDをかけたらまぁ気持ちいいこと!現在のバンドメンバーとともにスタジオライブ録音されたという名曲の数々はただただカッコよくて、今の石田ショーキチもやっぱりいいなぁとニヤケっぱなしでした。

2012年7月7日土曜日

夜はそのまなざしの先に流れる


空気公団とバストリオの「夜はそのまなざしの先に流れる」。空気公団のニューアルバム公開レコーディングと、デモ音源から解釈したバストリオのパフォーマンスの合体。空気公団の演奏とバストリオのパフォーマンスは別々のレイヤーとして存在してて、ある意味今夜しかない解釈なんだなーって思った。


開演が近付くにつれ客電がすこーしずつ消えていき、開演直前にはBGMで流れてた空気公団の楽曲もゆっくりフェイドアウト。夜が舞台のパフォーマンスだからこの演出にはちょっとワクワクした。


バストリオのパフォーマンスは楽曲に沿ったものというより、楽曲を背景にした人々の営み的なものを感じた。パフォーマンスの情報量がすごく多いし(なにしろバストリオの皆さんはステージのいろんなところで動いている)、中には雰囲気で捉えるしかないものもあって憶測でしかないんだけど。

ただ、ステージを見てて思ったのは、夜、電車の窓から見える人々の動きってあんなかもしれない。滑稽な動き、切羽詰まってる動き、ゆるやかな動き。その理由はわからないけど、あの人今怒ってるなーとかジャレてんなーとかはわかるし、それぞれの一度しかない夜がそうやって流れ去って行くっていう勝手な解釈。どうなんだろう。

最初に聴くのがライブだからかもだけどロックっぽいかなと。良原さんが不在なのでアコーディオンもトイピアノもない一方、奥田さんのギターが目立ってた印象。アルバムでは音が足されるだろうからまた印象変わるんだろうな。

最後にやった曲は「コーヒー屋のおねえさん」とか「おかえりただいま」っぽくて、このタイプの曲はひさしぶりなんじゃないかと。


いい夜を過ごせました。ビールを4杯飲みました。おしまい。