2006年10月28日土曜日

吐瀉る隣人の怪

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先日、青森市内某ホテルに宿泊。

次の日の仕事が朝早くからだったので、「もう寝なきゃ」と思って布団にもぐった夜0時半。2、3分経ってもう少しで意識が落ちるなーと思ってたら廊下の方からけたたましい音が。音の感じとしては「脱ぎ掛けの靴でよたよたしながら壁にぶつかりながら、それでも急いでいる恐竜戦車」な感じ。落ちかけてた意識が醒めかけて「うるせーよ」とか思ってたら、その物体が落ち着いた先は自分の隣の部屋。

「隣かよ!」と心の中でツッコミつつも「まぁいいや、寝よう」と思った次の瞬間、


ぅろろろろろろろろろろろろろろろろろ

隣人、吐瀉。丸聞こえ。壁が薄いにもほどがある。寝る直前に聞きたくない音、初登場第一位(9999点)。壁を挟んでるとはいえ、すぐ近くに汚いマーライオンがいると思うと寝ようと思っても全然寝られない。というか、お前吐くならトイレで吐けよ、どこで吐いてるんだよ。

とりあえず吐き終わるのを待とう、と思ってテレビをつけるとタモリ倶楽部(私有バスの会)。吐瀉音が壁越しに聞こえてくるってことは、このタモリ倶楽部の音声も聞こえてんのかな。聞こえてんなら少しは遠慮しろよ。トイレに入れないくらいに酔うなよ、ほんとに。なんてことを考えながらタモリ倶楽部を見てるとちょっともよおしたのでトイレへ。トイレに入ると、個室の中に響き渡るのは隣人のよりリアルな吐瀉音。どのくらいリアルかというと、吐瀉物の躍動感溢れるはね返りまで聞えるくらい。というかトイレで吐いてて聞こえてたのか!どんだけ薄いんだ、ここの壁。

あまりに頭にきたので壁蹴ってやろうかと思ったけど、考えてみれば会社の名前で宿泊してるのでやめておいた。でもなんとかしてやり返したかったので、(俺がよくやる)吐きマネしてやった。

ぅろろろろろろろろろろろろ

同士見つけたり、そう思ったかどうかは定かではないが、隣人の吐瀉に止まる気配は無い。どんだけ飲めばそんだけ吐けるんだ。

なんだかんだで1時間以上は吐いてたっぽい。ぽい、というのも、俺は隣から聞える吐瀉音をララバイにいつの間にか眠っていたらしい。俺の負けだ。

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