
「次のアルバムはメロウなポップスが中心になる」的な発言、しかしここ最近のライブで演奏されてた新曲"恋人たちのロック"はここ最近のロックンロール路線をそのまま踏襲したものだったり、アルバムタイトルにまた「LOVE」がついてたりで、正直「で、どうなるのよ」という感じだったんですが・・・。
結論から言うと、個人的にはソロキャリア最高傑作は「Strawberry」だったんだけど、それに肩を並べた感じあり。もしかしたらそれ以上かもしれないくらいにハマッております。
1回通して聴いてみたらちょっと地味な感じがした。ここ数作の「ロックンロール路線」なのは前述の"恋人たちのロック"だけで、他は宣言通り「メロウでポップなもの」ばかり。「おぉ、これ!」って曲が見当たらなくてちょっと不安になってみたり("幻の季節"くらいかなぁ)。
2回目聴いて分かったんだけど、このアルバムは雰囲気が統一されてるからアルバム単位で聴いても散漫な気持ちにならないんだな。「Love Letter」は曲によって雰囲気どころか音質までもが違ってて、曲単位ではいいんだけど通して聴くと辛い(曲数多いし)感じは確かにあったんだよなぁ。でも「Love City」は結構長期に渡ってレコーディングされてたにも関わらず、散漫な感じがしない。統一された雰囲気の中で抑揚つける分には、途中で"恋人たちのロック"みたいな曲があってもすんなり受け入れられるんだよねぇ。しかも"恋人たちのロック"の次は間髪入れずに打ち込みの"アップルソング"、ここから後半に向っての数曲は繋げてるわけではないのにいい流れ。

というわけで、曽我部のリリース物だったら2~3割増しで誉める傾向にある俺なのですが、気になった人は各自のフィルタを通していざ試聴
LOVE CITY 試聴(sokabekeiichi.com)
※ところでiTunes StoreのPodcastingの中にRoseRadioの項目があるんですが、発売を記念して復活するんでしょうか。一応、登録は以下のアイコンをクリック(iTunesが必要です)。

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