2005年5月1日日曜日

曽我部恵一バンド@Arabaki Rock Fest. 2005

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・・・に行ってきました。曽我部目当てです。曽我部さえ観られればOK、というスタンスで行ってきました。
というわけで曽我部@荒吐の簡単なライブレポです。


曽我部恵一バンドのメンバーは、ダブルオーテレサの上野&大塚+太田宏司(Spoozysや多くのバンドサポートで有名 / 空気公団とか)。Asian Kung-Fu Generationが終わった後、スタッフに混じって曽我部以外のメンバーが普通にステージに出て各自の楽器の調整をやってた。

時間を少し過ぎてスタート。いきなり新曲(タイトル不明)。なんか最近の曽我部はTシャツのデザインにもなってるように「HARD ROCK」だ。テンションはパンクなんだけど。リズムパターンがちょっと不整脈な1曲目が終わって、「新しい曲」という歌をやります、と言ってた気がするので次の曲は多分「新しい曲」(ピチカート・ファイヴとは同名異曲)。よりハードロック。次の曲、念願の「ハルコ・ロック」はなんかリフがL.A.メタルっぽかったぞ。DVDと同じ「ジュークボックス・ブルース」でDVDと同じように「♪ラーララ・・・」のコーラスをオーディエンスに要請。大声でコーラス。で、「Fire Engine」。フェスということもあってインプロビゼーションは短めだったけど、各自のソロあり、転がりあり、でムチャクチャに。オーディエンスは爆笑。すげぇ楽しい。「次の曲は テレフォン・ラブ という曲です。みんなも歌ってください。サビは"テレフォンラブ"とだけ歌ってます」とかそんなMCでスタートした「Telephone Love」。歌ったり、ダメだししたり、昼間の野外で明るいこともあって、携帯電話は使わなかったものの、延々コール&レスポンスが続く。んで、メンバー1人1人にコーラスを強要した後、突然「ヘイ、田中貴!」と呼びつけ、「え?」という顔でバックステージから恐る恐る出てきたのが元サニーデイ・サービスで現スクービードゥーのマネージャ、田中貴が登場。オーディエンス大声援。近い時間帯にスクービーも違うステージに立ってるので、出てくるとは思わなかった。というかむしろお前なんで来てんだよ、というツッコミは野暮というもので、ものすごい拙い感じに「てぃー、いー、える、いー、ぴーえいちおーえぬいー、いぇいいぇいてれふぉんらー」とコーラス。生で観たのは2000年のサニーデイ@青森以来。より顔が濃くなったような元サニーデイのビジュアル担当は、「テレフォンラブ」がコール&レスポンスから本編に戻ると同時にどうしていいかわからないような感じでそそくさとステージをはける。で、最後は「STARS」。合唱、ありがとう、やっぱり来てよかったよ、最高だよ、濃すぎだよ、曽我部。最後の最後で1.8メートルくらいのところから地面にジャンプ → 着地失敗でよろけながらオーディエンスに見向きもせずにステージ下の脇へ歩いていく曽我部。最高だ、あんた最高だよ!これがロックンロールだ!

という曽我部恵一バンドのステージでした。前から2列目ぐらいに陣取って見てましたが、太田さんのドラムにはやっぱり上手い。余裕があるし、ちゃんとステージの空気を読んでる。いいドラマーだよ。

1.ぼくは花
2.新しい曲
3.ハルコロック
4.ジュークボックス・ブルース
5.Fire Engine
6.Telephone Love
7.STARS

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荒吐追記:
全部観た:
・つじあやの
 すげぇよかった。朝一だし、周囲はモンゴル800のファンばかりだしで大変だったとは思うけど、曲の良さがちゃんと伝わった。ミッチー似のチェロのお兄さんが最高。誰だ、気になる。
・Asian Kung-Fu Generation
 曽我部の前だったので近くにいながら観た。すげぇ人が多い。登場と同時に柵壊して乱入するファン多数→モッシュとダイヴについていけず脱落する女多数。ステージが終わった後にファンがちゃんとゴミ拾ってから退散してるのを見て、おじさんちょっと感動した。
・曽我部恵一バンド
 上記の通り
・The Band Has No Name(Sparks Go Go & 奥田民生)
 オーディエンス、総じて年齢高く思えた。オーディエンスよりもステージ上のほうが楽しそう。
・エレファントカシマシ
 音もステージもなんかすごい重い。「ちょっと観てやろう」的に端から観てたオーディエンスは呆気に取られてた。

ちょっと観た:
・ピロウズ
 7月に出す新曲をやってた
・ELLEGARDEN
 全然知らないバンドだったけど、人気あるんですね。
・KOOLOGI
 どう贔屓目に見てもアベフトシのバンドにしか見えない。
・銀杏BOYZ
 聴かず嫌いだったんですが、あのステージはヤバイですな。ちょっと聴かなきゃ、じゃない、ライブ行かなきゃっていう気にさせてくれる。精神的パンク度高すぎ。実際どんな人かはよくわかりませんけど、オフステージがめちゃめちゃ紳士だったら最高なんだけど。

残念;
・やっぱりハイロウズと清志郎観ればよかった。

4 件のコメント:

  1.  うおー、そかべー!!って感じですね。
    田中さんのえ?という顔が目に浮かびます・・・・

    それにしても。アラバキ自体濃いイベントでしたねぇ。来年どうするんだろ・・・

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  2. ソフトドリンク、砂埃、トイレ。これら問題点もありますが、お客さんの総意としては「結構いいじゃん、今回」という感じでしたし、俺も良いフェスだったと思います。1バンド30〜40分はちょい短いですけど、その分どのバンドも内容濃かったです。あれで8000円は安いです。

    今の時期って暑すぎなくていいかも。夏に集中するんじゃなくて、この時期にあるのもいいですね。

    田中貴はステージ始まる前からバックステージうろついてるの見えてたんですけどね。まさか出てくるとは。そして歌うとは。

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  3. オレも行ったんですけどね。前日、かなり遅くまで仕事してて、これは起きれまいと思い寝ずに行こうか、仮眠しようかと思いウトウト。結果10時過ぎに起きてしまい、高速飛ばしていったけど、宮城県入ったあたりで、あ〜今ごろ曽我部スタートしたな〜って時間でした。せめてモーサムの最後くらい見たいと思いがんばりましたが、モーサムが終わった直後に到着。
    銀杏BOYZで涙して、グループ魂を後ろでのんびり見ただけで会場をあとにしました。あぁ、悔やまれる。
    ARABAKIは初めてだったんですがイベント自体は値段を考えたらまずまずじゃやないですか?都市型だし。
    もうちょい数減らしてもいいんで、もうすこし長く見たいですね。なんかせわしなくて。

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  4. 北城さん、そりゃ残念ですね。来てそうだな、と思ってたんで、曽我部始まる前に周りを見渡してみたんですが見当たらなくて、あー来てないかな、と思ってましたよ。
    今思い返してみてもいいフェスでしたよ。値段もチケット買うときはちょっと抵抗ありましたけど、あーもー全然OK。客みんなが思った「ドリンク・砂埃・トイレの数」問題をクリアすれば完璧かと。

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