2005年9月18日日曜日

曽我部恵一 アコースティックソルジャーツアー@青森サブライム

曽我部恵一のアコースティックソルジャーツアーは、曽我部がギター1本で方々へ出掛けて演奏するという、ツアーという名前はついているが多分今後時間とお声が掛かる限りはやり続けるであろうライフワーク。春にまとまったツアーをやった後で時間が空いたものの、ぽつっと青森でのライブが決まったので行ってきましたよ。


青森での前座は地元の「さくごえ」というバンドで、3ピースのギターロックバンド。イメージとしては、Going Under Ground のセンチメンタル具合とフジファブリックの変態的なアレンジの融合とか(本人たちがどう思うか知らないけど)。以前サブライムによく行ってた7年くらい前は、色んな意味でハードコアでキンキーなバンドが多かったイメージがあるんですが(行ってたイベントがイベントだからなぁ)、最近はこういった(ある意味)普通のバンドが増えてんですね。いい曲が多かったです。"万華鏡"って曲かなぁ。1曲すげぇなぁと思った曲があった。お客さんの反応は概ね好評でした。

さくごえが20分くらいやったあとで、曽我部恵一が地味に登場。適当に客をいじりながら、いじられながらギターのチューニングをしてスタート。以下セットリスト。

ギター
トーキョーストーリー
地名が入っている曲のお約束として、"アオモリストーリー"と曲紹介。曲の途中でアルバム"Strawberry"にこの曲だけ歌詞が入っていない理由を告白(オフィシャルの日記で公開済み)。毎回最後の曲みたいに騒げ、という煽り。
抱きしめられたい(sample
有名になりたい(sample
どうやら本人は「笑っていいとも!」にまた出たいらしい(SDS時代「さよなら!〜」のシングルリリース前に出演)。紅白にも出たいらしい。そんなMCを経てこの曲。
ハルコROCK(sample
ハードロックの曲なので、ということでギター用のマイクの出力を上げてもらう。
ふたり
曲の前に、青森滞在中に行く予定のカレー屋紹介(タージマハール)、どこだ?お客の一人がビールを差し出すが、「飲みたいけど俺飲むとグダグダになるから」と終演後に持ってきてくれ、と要請。
海岸行き
曲の途中でイメージ膨らませすぎてMC→また曲に戻る
浜辺
オーロラ
映画「青い車」の話→「青い車」と言えばスピッツの曲ということで大阪でこないだやったスピッツとのライブでやった「青い車」の話(カラオケで練習した)→そういえばスピッツにも「オーロラになれなかった人のために」ってアルバムあるよね。的なMC。
サマーソルジャー
サマーソルジャー演奏中にギターの弦が切れたので張り替えながらMC。翌日の夜にあるイベント「夏の魔物」に出ませんか、とメールで誘われたらしいけど、東京帰るので行けないんだよねぇ、とのこと。いずれ実現して欲しいな。終わった後に外でビラ撒いてたね、夏の魔物。頑張ってるね。
砂漠(新曲)
なんか聴いたことある気がしたんだけど、RoseRadioでやったっけか。
ストーミー
シモーヌ(sample
きみの愛だけがぼくのハートをこわす(sample
吉祥寺(sample
ファンは知ってる例の"吉祥寺"の裏話。
Fire Engine
もうアレンジされ過ぎててわけのわからなくなっているFire Engine。悶えまくり。ギター擦りまくり。悶える声が耳に響く響く。やっぱ、バンドバージョンよりは短い。
Telephone Love
真夜中に彼女・彼氏に電話を掛けるか否かの葛藤MC(ところで、ここで曽我部のPHS否定発言が!(笑))からイントロの口笛。途中、ライブハウス全部の電灯を点してコール&レスポンス。
ジュークボックス・ブルース(sample
ギターを置き、ステージからフロアにおりて、途中で抱きつかれたりしながら暴れる曽我部。
青春狂走曲
最後のサビに入る前の悶えはいつもよりしつこく。
瞬間と永遠
LOVE-SICK
STARS
マイクを客席に向けて、曽我部自身マイクを使わずにみんなで合唱(意外とみんな歌詞覚えてないことが判明)。 最後の最後でまたフロアに下りてきてフロア中央で指揮した後でそのままドアから出て行きました。
少しして再び曽我部、ビールを持って登場。ステージ上で飲み干し、空のビール瓶をマイクに見立てて、「ありがとーっ!(絶叫)」
Mellow Mind
曲の途中、「気持ち悪くなるくらいにかっこいい!」という声援が曲のブレイクで丸聞えで笑いが起こる。


ほとんどの曲で客の皆さんが歌ってたのが印象的。曽我部が歌詞忘れとか咳(そういえば咳多かったな)で途切れる度に客席の歌声が聞えてたり、ほんとはやり直すところをその客席の歌声に乗せて続きを歌ったり。
どこかのMCで、青森の駅から乗ったバスに曽我部恵一Tシャツを着た人がいて、お互い気付いたんだけど言葉を交わさなかったということがあったというお話。
終演後は、入り口付近で物販+サイン大会。さくごえのCD買って、さくごえの人にサインを貰ったよ!黄色のマジックで、CD-Rの盤面に!黄色は自信の無さからだそうだよ!

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日々是好日

3 件のコメント:

  1. 曽我部恵一!!!

    行ってきました、曽我部恵一、アコースティックソルジャー!!
    いやぁ、サイコー!!楽しんだぁ!やりつくしたぁ!
    友達と二人、終わったあとは、すごかったとしか言...

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  2. すごかったですね。お客さんとのかけひき(?)。(笑)
    サマーソルジャーとか演ってくれてすごい幸せでしたが、やっぱりバンドの音が恋しくなりましたね〜。
    フロアに降りてきたそかべさん。目の前にいたんですけど、すっごい汗びっしょりで触るのをためらってしまいました。ん〜残念。

    ときに。さくごえ良かったですか?私もなかなか気に入っているバンドです。
    よかったら今後ともごひいきに〜。

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  3. サマーソルジャーを聴きながら、この曲を青森でやったのってこれが初か?と思ったんですが、調べたら一番最初にきたとき(98年)にやってました。覚えてねぇ・・・。

    バンドで観たいんですけどね。春の荒吐のが凄かっただけに、曽我部恵一バンドで少なくとも2時間は観たい。LoveLetterのツアーってまだやってないからなぁ。冬かなぁ。

    さくごえは良かったですよ。曲に声が合ってないかな、という印象も受けましたけど。

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