ロシアものの久々のご紹介。ЛЕНИНГРАД(レニングラード)が2003年にリリースした[Для миллионов(ドリャ・ミリオノフ)]というものです。ちなみに俺がレニングラードをアルバム単位で聴くのはこれが初めてです。
レニングラード、というバンド名から想像するに、ペレストロイカ以前から「ロシアの生活」に密着した感じのバンドかなぁ、と思ってたりしたのですよ。野太い声で、サウンドもDDTとかリュベに近い感じかなぁと。でも、違いました。想像と合ってたのは声だけでした。メンバーにサックスやトランペットまで従えて、ロックオーケストラみたいな趣き。それに野太い声でボーカル(部分的にラップに)なったりして、これがなかなかかっこいいのです。ちゃんとロシア的な部分は残ってて、ロシアの楽器を使ってロシア民謡っぽいアレンジを織り交ぜつつ、ハードに責めるみたいな。Zdob si Zdub がハードコア的側面からの民謡の解釈なら、レニングラードはロック的解釈。単純に聴いてて楽しいのです。
ちょっとね、次回からは買おうかなぁと思わせる、いいアルバムでした。
■勝手にサンプル音源 アルバム1曲目の「Меня зовут Шнур」
ダウンロードして聴いて下さい。
■ オフィシャルサイト:http://leningradspb.ru/
※ ただなんか、このサイト見てるとCnsminとか仕掛けられるっぽいので、
スパイウェア対策をしてない人とかは行かないほうがいいかもしれんですね。
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