2004年6月20日日曜日

デスリバーに流される小さな白い家

国道4号青森・岩手の県境に短い橋があります。
 盛岡からの帰り、空も白んできた6月20日午前3時半頃。天気は雨+濃霧で、視界はあまりよくありません。付近でスピード違反で捕まった経験を踏まえ、法廷速度を遵守して時速50kmくらいで走行していました。岩手県側からだとちょっとしたカーブの出口に橋はあるんですが、カーブを曲がり終えて橋が全部見えたところで、走行車線側、橋の欄干の下に女の人が座ってるのが見えたのです。半袖Tシャツ+ジーンズで髪はショートカット。頬杖ついてこっちを見ていました。午前3時半ですよ?雨降ってるんですよ?傘もささずにずぶ濡れなんですよ?どう考えてもアレじゃないですか!
 かなりビビったので、対向車線側に大きく膨らむ形で現場をやり過ごしましたよ。あそこで対向車が来ていれば俺もアレになったり、仮に対向車を避けたところで「あんたも死ねばよかったのに」と囁かれたりしたんだろうかなぁ、もしかしたら今、匍匐(ぶどう)前進で追いかけて来てるかもしれない!とそんなこと考えていたらバックミラーを覗くことすら躊躇われました。
 その後、無事に家に着くことが出来ましたが、結局のところアレが何だったのかは分かりません。とりあえずあの時刻にあの場所で座り込んでいた女の人は今すぐ名乗り出なさい。アレだったら別にいいです。

2 件のコメント:

  1. ちょうどそんな話題でもりあがる季節でしょうか。や、苦手なんで。あー、寒・・・。
    おカラダお大事に。

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  2. 会社で聞いたら、結構有名なポイントみたいです。肩がやけに痛いんですが、憑かれてるんでしょうか?

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