WILLCOMという社名は,同社が掲げるネットワーク像を表す「Wireless IP Local Loop」の頭文字と,英単語の「WILL」(強い意志,未来,望み)を掛けたものだ。
「H"」というブランドについても,リニューアルを予定している。
新たな圧縮技術と変調方式の改良による体感速度1Mビット/秒以上の新しいデータ通信サービスを,2005年3月までに投入する。
新しい音声端末についても,早期のリリースを目指すとした。
「早期」っていつだよ!?京ぽんのときは「近々出します」で7ヶ月待たせたわけだけど。せっかくKDDIから離れられたわけだから、音声端末でガンガン攻めて欲しい。というか攻めてくれ。魅力的な機種を前に悩ませてくれ。
さらに具体的な話。
「PHSを愛している」
「KDDIグループから離れてどこが変わったか」とし、従来の事業展開よりも市場へ積極的なアプローチが行なえるメリットを説明した。
KDDIグループを離れたことでより広く企業と連携がとれることなどもメリットだと述べた。
PHSが低電磁波であることは、KDDIグループにいるときはなかなかアピールしにくかった点だという。
会長がこんなこと言ってるってことは、DポはよっぽどKDDIに遠慮してたんだなぁ。もしくはKDDIの締め付けが強かったんかな。
新生DDIポケットでは、「高速でリーズナブルなデータ通信が可能。音声事業についてもPHSの優位性を活かして拡大していきたい」
年度内にも、体感速度1Mbpsのデータ通信カードを提供する
新生DDIポケットでは、安価で低電磁波かつ、定額制高速データ・音声サービスを実現するため、今後5年間で約700億円を投資して通信システムを改善する予定。
従来の基地局の収容数(4ch)を14ch以上に拡大し、1chあたり32kbpsだったものを32/64kbpsに高速化する。
NTT地域網にバイパス装置「ITX」を設置することで、音声およびデータ通信をIP化し低額化を行なう。
インターネットの接続に、従来の圧縮率2倍程度を4〜10倍まで高めたサーバーで高速化を図り全ユーザーに提供する方針
データ通信端末では、32kbpsを4ch使って128kbpsを実現し、Webやメールに圧縮を図ることで、体感速度を1Mbpsに高めた一般向けのカード端末
音声端末は、AirH"PHONEに注力する
ウィルコムでは、商品ブランドのリニューアルも考えているという。AirH"の名前は残るが若干の変更もあり得るとのこと。
山下社長は、会見に出席した役員を指して「ここにいる人はほぼDDIからの生え抜き。つまり、PHSを愛してやまないメンバーだ。PHSはロールプレイングゲーム型の進化発展できるメディアだ。決まり切ったものはおもしろくない。体感速度向上させる工夫ももっとしていく」と積極的な事業展開をアピールしていた。
0 件のコメント:
コメントを投稿