2004年8月8日日曜日

青森県五所川原市立佞武多

040807drgn01.jpg
悟空全景 / 高橋竹山01(有名な津軽三味線奏者 / 故人) / 高橋竹山02(有名な津軽三味線奏者 / 故人) / 「五穀豊穣」(平成15年作品。高さ25メートル) / 悟空見上げ / 1回転する悟空(動画13.5MB 要QuickTime)

 立佞武多を観てきました。人生初。えーと、説明は必要なのかな。


 立佞武多とは青森県で行われている夏祭りの一つで、「ねぷた(弘前)」〜「ねぶた(青森)」の流れを汲むもの。古くから行われていたが(明治時代の写真がある)、なんだかしらないけど中止になり、数年前に80年振りの復活を遂げて今に至る代物。「ねぷた」の扇形、「ねぷた」の重心低めの山車とはまた違って、山車は直立不動。ビルの4〜7階くらいの高さの山車が市街地を練り歩くというもの。どっちかというと「ねぶた」の雰囲気に近い。踊りも「跳ね」だし。由来とかそーゆーのはググって下さい。
 祭りは8月の4日〜8日と日にちが決まっている為、これまでなかなか土日にひっかからなくて観に行く機会が無かったんだけど、今年は見事に土日。しかも特殊イベントとして集英社全面協力の「孫悟空立佞武多」が出陣。ネタ作りのためにもこりゃ行かねばなるまい。ということで行ってきたのです。

 無料駐車場扱いのエルムの街(イトーヨーカドー)に車停めて臨時の100円バス(帰りは無料)に乗って街の中心部へ。午後7時、花火で祭りが開始。人は多いんだけど身動き出来ないことは全然無くて、路地をうまく使うと山車を待ち伏せたり追いかけたり出来ます。特定の交差点ではマイクで山車の説明がアナウンスされるので、初めて行く人にはいいかも。立佞武多自体は5体ぐらい?青森の台数を知ってると拍子抜けするかも。でもな、街の規模を考えるとこんなもんか。悟空目当てのお子様が目立ちましたが、個人的には昔みたいに蝋燭を中に入れて灯した「義経」(蝋燭だから写真撮っても全然写らん!)と上の「高橋竹山」がすごいよかった。巨大な高橋竹山が建物と建物の間から顔を「ぬっ」と出すのを想像なさい。シュール過ぎです。バカな跳人さえいなきゃよかったんだけどなぁ。

2 件のコメント:

  1. これがうわさの「孫悟空」ですね。作りなおしたという。間に合ったみたいで良かったです。
    最初の顔を見てみたかった気もしますけど。
    あれですね。なんとなく色的に淋しい気もします。もっとにぎやかな方がいいですね。
    ここで確認することができて、助かりました。ありがとう。

    返信削除
  2. いやー、実物はほんとにすげぇです。色はもっときれいっちゃーきれいなんですが、スーパーサイヤ人化した悟空ってほぼ金色1色ですからね。そういう意味では苦労したんでしょう。

    とりあえず来年は変態仮面あたりで見たいな、立佞武多。

    返信削除