2008年6月23日月曜日

listening

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6月17日(火)-22日(木)
@秋田ココラボラトリー
11:00-20:00
*19日は22:00まで!
オムトンライブ関連企画-川反レコーズがおくるmusic days-

川反に架空CDショップが出現。
最終日はin store イベントあり。

・ちいさなセレクトCDショップ
・50人のレコメンミュージック試聴企画
・【メイドインアキタのおんがく】試聴・販売

6月19日 (木) in store イベント
19:00-22:00
入場無料/drink 500円〜
DJ:WOODBLUE・p−DJ・yellow contemporary・WATANABE...and more

6月20日(金) オムトンレコ発LIVE@akita ココラボ
18:30 open
19:30 start
2500yen (1drink付)*要予約・定員70人


来週、秋田のココラボラトリーというところでオムトンのライブがあるんですが、その関連イベント"listening"の「50人のレコメンミュージック企画」というのに縁あって参加させてもらうことになりました。というかCDに5曲入れて送っただけですが。
期間中に秋田に何らかの用事(なまはげの買い付けなど)がある方や運良く秋田在住の方は、俺がいったい何をレコメンドしたかを確認しにいったりするのよりも、俺以外のだけを確認しに行ったりするといいと思います。

個人的に行けないのが非常に残念です。

オムトン
listening
ココラボラトリー
書籍販売 まど枠


【追記 22日20時】
イベント終わったみたいなので、CD-Rに入れた5曲紹介
1. Spike Jones and His City Slickers / Holiday for Strings
 映像の方の方じゃなくて冗談音楽家。あらゆるジャンルの音楽を冗談にしてるんだけど、すごいのはこれが1940年代~50年代の音源ということ。

2. Нож для Фрау Мюллер(Messer fur Frau Muller) / Лучшая девушка в СССР(The Best Girl in USSR)
 ロシアのサンプリング~イージーリスニングユニット。2001年ぐらいにこの曲を聴いて以来、自分の音楽性が広がった気がします。Spike Jonesの音源もサンプリングしてます。

3. Aavikko / Siperian Rata(7inch version)
 フィンランドのインストバンド(キーボード2人、ドラム1人)。クラフトワークとかYMOっぽいところもあるんだけど、この曲に限ってはガレージ。ドラムの騒々しさが最高。

4. Digiki / Guitar++
 フランス生まれ、東京在住の方のソロプロジェクト。少しのリズムと少しのノイズとギターのアンサンブル。これが入ってるアルバム"kitten"はあんまりピンとこなかったんだけど、この曲がすごいよかった。

5. 空気公団 / トントンドア(わかるかい?version)
 というわけで、このCDのテーマは「音が面白いなーと思う曲」だったんですが(えっ、そうなの?)、空気公団も効果音とかの使い方がうまくて、この"トントンドア"なんて歌とノックする音(あと笛)という非常にシンプルな構成で、でも絵本になるくらいに様々な想像をかきたてる名曲。荒井良二氏の描いた「トントンドア」にこの曲の新録が収録されてるんだけど、音の少ない元曲のほうが好みだなー。

2008年6月22日日曜日

ねんがんのサインをてにいれたぞ!

07年4月にあった空気公団のワークショップに参加した際、自分が持ってる最古の音源「僕らのひみつ」に空気公団現メンバーのサインをいただいたんですが、ほんとはもう一人このカセットテープにサインして欲しい人がいました。それは曽我部恵一バンドのドラム、オータコージ氏です。


曽我部恵一(バンド)@盛岡2008

4月に24世紀ぐらいまでには残しておきたいアルバム「キラキラ!」をリリースした曽我部恵一バンドなんですが、アルバムリリースに伴うツアーの盛岡公演に行ってきました。というか今回は行けそうなところは盛岡しかありませんでした。青森おいでよ!

21日、盛岡、といえばいしがきミュージックフェスがある日で、「むしろいしがき出てほうがいいんじゃねぇ?」とか思ったんですが、なんかいつの間にか「スペシャルゲスト枠」で出ることになってました(発表は開催日ギリギリの6月17日)。で、今回はアコースティックセットにも関わらず、アコースティックギターを持ってこなかったらしく、盛岡が生んだメロウロッカー柳田久美子女史から借りたとのこと。
クソ暑いMOSSステージでやった曲は4曲(1.恋におちたら 2.浜辺 3.Telephone Love 4.コーヒーと恋愛)で20分くらいのセット。バンドメンバー全員来てた。浜辺 は久しぶりに聴いた気がするなぁ。

曽我部ソロライブ後、かわとくステージでオムトンを観た後 club change へ。

2008年6月5日木曜日

倉橋ヨエコ / 解体ピアノ

解体ピアノ 倉橋ヨエコのラストオリジナルアルバム。
 これまでの倉橋ヨエコの楽曲の要素全てが入ってて、ほんとに「ラストアルバム」な感じがする。ピアノ要素やシャバダバ要素は確かに薄いんだけど、倉橋ヨエコという人がたどってきた音楽性の進化の終着点としてはものすごく納得できる作品だし、そもそもいちポップスアルバムとしての完成度がバカみたいに高い。なんか、ものすごいハッピーエンドの映画を観たような感じ。9月のベスト盤はスタッフロールかな。なんかオチがあればいいのに。

 解体ヨエコツアーの仙台公演分のチケットは確保した。あとは休みを取るだけだ。頼むぜ、おい。

2008年6月3日火曜日

キリンジ 10th Anniversary Tour 2008@仙台Club Junk Box

オリンポス!
というわけで、ソウルセットを観た翌日は同じところでキリンジを観た。
ぶっちゃけ今回の仙台遠征は、どっちかというとソウルセットメインで、次の日キリンジだったら観ておこうか的な感じだったんだけど、いやー、キリンジよかった!

キリンジを結構中途半端な聴き方してて、最初の、それこそキリン柄ジャケから"3"までは熱心に聴いてた一方、"Fine"で一度離れて、"DODECAGON"収録の"ロマンチック街道"と"ブルーバード"で戻ってきつつ、新しいアルバムはまだ聴いてない、みたいな。

ライブ自体はアルバム"7"中心だったんだけど、前述の自分みたいな人間でも十分楽しめた。雰囲気が初期の感じに戻ってるのかなぁ。あとでちゃんと聴くことにするよ。

以下、セットリストなんか。

2008年6月1日日曜日

Tokyo No.1 Soul Set Tour 2008@仙台Club Junk Box

 最後にソウルセットを観たのは2007年のアラバキなんだけど、ワンマンってことだったらもう10年前の青森以来。あのとき「ソウルセットって意外にロック!」って思った以上に今回はロック!だった。

 仙台Club Junk Boxの入口に貼られた紙に、「Special Guest:リリー・フランキー」の文字。当人曰く「仙台の友達がふられたので面白がって慰めに来た」ののついでとのこと(友達が別れ話の際に電話口で「今までどうもありがとう」と泣きながら言ったら、女に「ひたってんじゃねぇよ」と言われたって話が最高です)。リリーさんは弾き語り3曲(Tokyo Mood Punks2曲に、20年前にふられたときに作った曲)+おもしろい話で40分。いやー、おもしろかったなー。

 で、ソウルセット。
 アラバキでも観てるし、DVDでも観てるから知ってんだけど、アルバム"Outset"以降のライブにおけるビッケのアグレッシヴさ加減といったらすごいことになってるなぁ。跳ねる、踊る、煽る、叫ぶ、「ありがとう」と感謝を述べる、などなど、90年代のソウルセットを知ってる人はそりゃ驚く。10年前の俺に、「10年後のビッケは全身をフルに使ってライブをするよ」と言っても信じないでしょう。

 ライブはアルバム「No.1」中心でいくらか古い曲を含めつつ、といった感じ。"状態のハイウェイ"が好きなので嬉しかった。"keyword"は意外。

以下、セットリスト。