悲しいですが、いい音楽に出会うとそれだけでうれしくなっちゃうわけで。いい音楽と気軽に出会える可能性を狭めるような業界ではあってほしくないって気持ちがまた強くなります。
萩原健太 / Nothing But Pop! / 2004.04.10
萩原健太 / Nothing But Pop! / 2004.04.10
CCCD問題が解決する兆し全く無いままに、輸入権の問題まで勃発した音楽業界ですが、我らが萩原先生が相変わらず良いこと書いてます。リスナーが反発するだけでは出来ることが限られるわけで、実際こういった音楽業界に深く関わった人が反旗を翻さないと変わらないと思うんです。
佐野元春のアルバムがCCCD回避したかと思ったらCCCD(LGCD)になる上に仕様変更(1枚組が2枚組に)という情報やら、ビクターの発売ギリギリまでCCCDであることを発表せず、CCCDマークも小さく目立たなくするという方針(レミオロメン、トライセラ、キセル等)なんかが純粋な音楽ファンを激怒させる一方、Five-Dの「一切CCCDは出さない」という社長自らの表明に妙な安心感を覚える自分が嫌だな。普通のことなのに。
というわけで大幅同意、ミュージックマシーンのタクヤ氏のCCCD論へ直リン。
ところで萩原健太先生を知ったのは今から10年以上前。NHK-FMで日曜日の23:00くらいからちわきまゆみとやってた番組があって、それが非常に好きで聴いていました。ちょうど細野晴臣、忌野清志郎、坂本冬実が「HIS」をやってた頃で、おいらに「はっぴいえんど」を教えてくれた番組でした。
佐野元春の新譜「in motion 2004 -増幅」は佐野自身のレーベルからの発売に落ち着いた模様。結局SMEは佐野元春よりもCCCD(LGCD2)をとったってことか。商品よりもメンツが大事っていうことなのかな。発売までの経緯を是非ともこのCDのライナーに載せて欲しいな。これから何度再発されることになるかわからないけど、今回のやりとりはちゃんと残しておくべきかと思うぞ。
0 件のコメント:
コメントを投稿