2004年9月20日月曜日

風人の祭 -peace in nature 2004

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 「風人の祭 -peace in nature 2004」に行ってきました。


 この日の朝、青森全体が雨雲で包まれてて、八戸を出発したときは豪雨だった。でも、tenki.jp で確認したらなんとか午後は晴れそうな雰囲気。中止覚悟で出発。雨自体は午前中にあがり、御月見社中の演奏時には岩木山にかかっていた雲もとれてまさに「快晴」(快晴のときに撮った写真が江上)。
 今回、個人的に一番楽しみにしていたのは、弘前のバンド「御月見社中」だったりするのです。昨年のpeace in nature 2003で初めて観て、津軽民謡を基盤としている割にはサイケだったりして非常に気に入ってまして(普通はさ、ロックと民謡の融合!とかだろうけど、意識してるのかは分からないけどサイケっぽいところがある。さらに去年はディジェリドゥとかも使ってたり)、ぜひまた観たいなぁと思っていたのですよ。今回は「しし丸」というお囃子軍団を従えての登場で、民謡色がアップ。とはいえ、ワウペダルでアコギの音を歪ませたリフとかあって、会場に「普通に観に来た人」は唖然としている風。さらに「御月見社中」の歌詞は「S+V+C(O)」のC(O)の部分を変えて繰り返すというのが多くておじちゃん・おばちゃんはさらに唖然。いやいや、かっこええよ。CD作らないかなぁ。
 佐々木彩子+室舘彩 は即興曲とオリジナル、カバーという具合。「ハゲ!」のコーラスに笑った。近くにいたおばあさんが大変気に入ってたみたいで、にこにこしながら手拍子してた。三上寛からの伝言を披露。だったらなぁ、やっぱりその流れで三上寛やって欲しかったなぁ。
 渋谷和生、小山内薫、渋谷幸平、津軽三味線奏者としては有名な3方によるソロとユニット。3人でのユニット「S.O.S.(3人のアルファベット頭文字)」による初公開の曲とか。
 まーちゃんは去年同様、バンド、with風人ブドゥリ太鼓、ソロ。しきりに「晴れたことへの感謝」をしていた。この人の声って説得力ある声だよなぁ。まーちゃんの唄には様々なメッセージが込められてたりするけど、根底にあるのは「単純な楽しさ」だと思うし、そういった姿勢なんでしょう。"peace in nature"というイベント名だけれど、それを前面に出すんじゃなくて(イベント・唄の端々で気付かせるかもしれないけど)、音楽イベントとして完成されているからいいんだよな。沖縄の唄なのに、肌寒い岩木山でも不思議と心地よい気持ちよい。

 で、午後5時半くらいに終了。その後青森にデキシード・ザ・エモンズを観に行こうとするも、迷子と事故による渋滞で諦めた。
 来年も行くぞ、peace in nature(時間が合えば)。

※運営サイド: オグラさんの日記。前後3日間くらい関連。

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