曽我部恵一「無政府主義的恋愛ツアー2004→2005」 盛岡

上記の件、盛岡 club Changeでのライブレポでございます。


■ 盛岡 club Change 2004.11.14- - - - -
セットリスト(多分)：
01.サンデイ
02.スワン
03.シモーヌ
04.She's a rider
05.浜辺
06.真昼のできごと
07.RINGO追分
08.セヴンティーン
09.眠れないあの娘のために
10.ストーミー
11.Fire Engine
12.Telephone Love
13.トーキョーストーリー
14.青春狂走曲
15.瞬間と永遠のブルース
16.世界のニュース〜Light of the world
17.ギター
18.Love-Sick
19.STARS
19.ミュージック！

encore:
20.大人になんかならないで
21.Mellow Mind

- - 以下、駄文（敬称略） - -

　基本的に青森のセットリストより曲が少ないので、ほとんど青森のと変わりませんけど、色々と青森のと印象が違った点を。青森のほうを先に読むといいかも。
　まず、このライブハウス club Change、初めて行ったんだけどすげぇいい。青森の人は知ってるかもしれないけど、昔のサブライムみたいな雰囲気。でももう少しこじゃれてる。手作り感が満々で、狭くて、天井が低くて、角を利用して作った三角コーナーの舞台がたまんない。なんかもう「ライブハウス！」って感じ。
　日曜日なのにも関わらず開演が20時。遠方からの出張組の俺としてはこれはちょっと悩むところだった。階下（ライブハウス自体はビルの３階にある）への配慮か、もしくはインストアライブがあったからなのかわからんけど。後者かな。
　自分の立ち位地のせいかもしれないけど、音がいいと思った。ほんとにいいと思った。クォーターよりもいいと思った。ここでは比較的センターに近いところにいたからかも。
　曽我部恵一withダブルオーテレサにとっては、初盛岡(曽我部自身は4月にDJで来ている)。そのせいかもしれないけど、青森以上に勢いがすごいことになってた。狭さとかもあるんだろうけど、ステージの熱気がダイレクトに伝わってくるので、フロアもノリやすいんだろう、きっと。
　"RINGO追分"でのドラムソロが青森のときの数段良く決まってた。でも、青森でやったときよりは曲が短かった？
　"ストーミー"の前で曽我部、曲順を間違えたのかギターを替え忘れる。
　"Fire Engine"のギターソロ部、ダブルオー植木はモニタスピーカーの上に立ってギターを歯で弾いたり背中で弾いたりしていた。というか、盛岡では曽我部以上に植木のテンションが高かったように思えた。
　"Telephone Love"では、携帯電話、合唱のほかに、最前列の人にマイクを向けてコーラスさせたりしてた。
　観客のテンションがガンガン上がったところでプレイされた"世界のニュース"だけど、青森以上に盛り上がらなかったように見えた･･･。そんなに知られてないのか、この曲。
　"STARS"でギター3人がモニタスピーカーに足をかけて、観客側に身を乗り出す。ふとAC/DCを思い出した。

　アンコールでは盛岡でもマイクを使わない弾き語り。スピーカーを乗せていたプラスチック製の台を引っ張りだしてきて、それに乗って弾き語り。"おとなになんかならないで"、そして「もう1曲」と言ってやったのが"Mellow Mind"。"Mellow Mind"では、ダブルオーのメンバーが全員登場、演奏するんじゃなくて、微妙なコーラスで参加。

　うわー、ほんとうに楽しいひと時。至極。ありがとう。ほんっとにありがとう。

- - - -
　12月の日曜日にclub Changeでズボンズあるんだけどさ、あのライブハウスだったらさぞかし楽しそうだなぁ。行きてぇなぁ。仕事なんだよなぁ。